「ことばで伝える技術」を、企業で有効活用してもらうために―2019年4月のしごと

10連休、社会人になってからはじめてしたかもしれません。(無職期間のぞく) なんだかちょっとした「年明け」感もありますね、今回は。

来期に向けていろいろ準備したいことがあったので、1/3は休息に、あとの2/3は事業の強化合宿期間にあてました。じっくり考えごとしたり、細々としたことを決めたりするまとまった時間も、たまには必要だなと思います。

おかげで、年明けからちょっとずつ(本当にちょっとずつですが……)動いてきたことを、ようやく今月から順次、お知らせできそうです。

PR/広報領域のライター・編集者が集うコミュニティをつくりました

まず、先月準備していたお知らせ第一弾がこちら。とても小さな一歩ですが、こんなコミュニティを始動することにしました。

【ごあいさつ】PR/広報領域に特化したライター・編集者のコミュニティ「トナリノ広報部」、始動しました。

わたしは5年間、「企業広報支援ライター」として活動していましたが、同じような仕事をメインにしているライター・編集者と出会う機会はほとんどありませんでした。

さまざまなメディア(オウンドメディア含む)で署名記事を書くライター、書籍専門のブックライターの方はそれなりに増えている印象があるのですが……。

同業者ですらこんな状態なのですから、書き手を探している企業の方の状況は推して知るべし、です。

会社案内やサイトの編集・構成をするとか、粛々とユーザー事例をつくるとか、営業資料やホワイトペーパーなどをコツコツアップするとか、リリースや報告資料の作成を代行するとか、社員の方が分担してつくった資料のトンマナをそろえるとか。

企業側には、さまざまなニーズがあるんですよね。本を出したり、著名人にインタビューをしたりする仕事と比べたら地味かもしれないけど、とても大事なことです。

実際、わたしが今、手がけている広報支援の事業でも、「テキストを書く」仕事はたくさん発生します。

「ことばで伝える技術」は、もっともっと有効に活用してもらえるはず。ずっとそう考えていました。

そのためにやっていきたいことがたくさんあるので、このコミュニティをひとつの足がかりにできればと思っています。

詳しくは「トナリノ広報部」公式サイトをご覧いただけるとうれしいです。

http://tonarino.work/

 

採用とPRをテーマにしたイベントを実施しました

4月15日、70seeds株式会社と共同でイベントを開催しました。

当日は採用担当者だけではなく、経営者、広報担当者など幅広い役割を担っている方にお越しいただきました。

わたし自身、改めてみなさんの抱える課題にふれ、今後、会社としてどんな価値を提供していくべきか、考えるよいきっかけになりました。

イベントの模様は、以下のレポートに簡単にまとまっています。よろしければご覧ください。

【Report】“自社らしさ”をベースにした発信を考える——イベント「採用活動とPRの幸せな関係」

 

どこまで「外部から支援」できるのか

ここのところ、広報担当になりたての方や、小さな会社の経営者の方からご相談をいただく機会が増えました。

課題をおうかがいしてみると、いくつかのフェーズにわかれるんですよね。

1:案件に最適なライターが見つからない

2:発信したいことはたくさんあるが情報の整理ができない、人手が足りない
(どの媒体で何を発信するか/各コンテンツの構成/クオリティ管理など)

3:会社の方向性は決まっているが、そもそも何を発信していいかわからない

4:何を目指して広報活動するのか、目標が定まっていない

5:会社の在り方、中長期の経営戦略、今後の方向性が見えていない

案件の内容次第ではありますが、すぐに対応できるのは「1」と「2」。ただ、「ライターを探している」というご相談は、よくよくヒアリングしてみると、ほとんど「2」だったりしますね。編集者不在。

「3」も、たとえ言語化はできていなくても会社としての方向性さえ決まっていれば、現在地をつかみ、今ある情報を棚卸ししていけば軸が見えてくることが多いです。

※ぜひこちらの記事も参考にしてください。

そして「広報をはじめたばかり」の会社は、「4」に陥っていることが多い気がします。特に、とりあえずで任命されてしまった若手の広報担当者がひとりで活動しているケースとか。広報ってものすごく仕事の幅が広いし、フェーズによって必要な仕事が都度、違いますからね。

1-3までは外部から支援できることが多少なりともありますが、「5」と、「5」が決まっていない「4」の状態にある場合は、なかなかお手伝いするのが難しいです。

広報活動でお悩みの経営者や担当者の方は、どのレベルの課題をお持ちか、いま一度ふりかえってみてもらえるとよいかもしれません。

PR、そして広報や編集のテクニックは、けっして万能の魔法ではない……と、わたし自身も肝に銘じつつ。必要な場所で、適切に活用してもらえる機会を引き続き作っていきたいと思っています。

そんな感じで、5月もがんばります。

 

#Weekly Report 4月分

企業のみなさまへ

企業広報領域に特化した編集ディレクターが長期的に伴走し、情報の整理、コンテンツの制作から発信までをサポートいたします。