【2018年の活動方針】「書く」プロセスの周辺にある価値を、一つひとつクリアにして提供します

新年、あけましておめでとうございます。

2018年、フリーライターとして活動をはじめて丸5年がたちました。いまだに手探りながらなんとかこの仕事を続けていられるのは、いつもお世話になっているみなさまのおかげです。本当にありがとうございます。

5年も仕事をしていると、いろいろな変化があります。

市場の動き、フリーランスを取り巻く環境、企業様のニーズ、ご相談・ご依頼いただく内容、実際にお役に立てること、自分自身の興味範囲、これから取り組んでいきたいこと……。

そこであらためて「今年1年、自分が取り組む仕事」、すなわち「みなさんに対してご提供できること」を、2018年の活動方針として整理しました。

本年も、どうぞよろしくお願いいたします。


2018年の活動方針 

以下4つのことを軸として、ご縁をいただいた企業様の広報・PR活動の支援をしていきます。

「取材・ライティング」「ツール制作」のお仕事はこれまで同様、お受けしていくつもりですが、より「広報・PR支援」という目的に沿って価値を深めていきたいと考えています。

対話する

いきなりテキストをつくるのではなく、書くべきことを探るフェーズを大切にします。

取材・ヒアリングのプロセスを、対話を通じた情報や思考の整理にご活用いただけるようにしていきます。

設計する

情報の性質や内容を踏まえて、一つひとつのコンテンツの設計を、丁寧に行ないます。

「これまでの当たり前」に縛られず、それぞれの情報に適した発信方法や構成などをご提案します。

選択する

やるべきことが山のようにあるからこそ、「やめること」「やらないこと」を意識します。

それは本当にいま、お客様にとって必要なことなのか。労力やコストがかかることだからこそ、慎重に見極めます。

継続する

単発の仕事で完結するのではなく、できる限り長期的な関わりができるよう努めます。

業界知識や事業理解などを深め、“点”ではなく“線”、そして“面”へと成果を拡大していくことを見据えます。

逆に以下のお仕事は、今後お受けしない方針でおります。なにとぞご了承くださいませ。

  • 直接の取材・ヒアリングができない案件(リライト、校正、添削など)
  • オウンドメディアの立ち上げ、運営、編集(*すでに関わっているものがあるため)
  • オウンドメディアの記事作成(*単発の記事作成は基本的に不可。長期的なご契約の場合のみご相談ください)

 

軸にあるのは、“書くこと以外の価値”をクリアにすること 

昨年、思うところがあってこんな記事を書きました。「ライターとして文章を書く」仕事には、たくさんのプロセスがあるという話です。

「文章を書く」のがライターの仕事だけど、実はいろいろ工程があるんです。という話

ただし。わたしは「ライター」と名乗ってはいますが、実をいうと、単純に「取材して書くだけ」の仕事は全体の3割もありません。

のこりの7割強は、書く仕事の周辺で必要とされていることに費やしています。

どんなことが必要とされているのかヒアリングするところから、コンテンツの設計、企画から携わるケース。自分が書いたテキストを、実際のツールに落とし込むところまでディレクションするケース。さまざまな問いを立てて、想いや情報の整理をお手伝いするケース。

あちこちに散らばっている、こうした“書く周辺”の役割こそ、いま多くのお客様に求められていることなんじゃないか……。頭の片隅にはずっとあって、実際に仕事として取り組んできたことですが、昨年の半ばごろから特にそんな感覚が強くなりました。

だから今年は、その“書くこと以外の価値”を一つひとつ、クリアにして提供していこうと思います。

ライターに“適切な依頼”ができる企業は、未だにそれほど多くない 

それほど多くない、というか、あえて「ほとんどない」というべきか……。これは5年前にライターをはじめた頃からまったく変わっていない課題意識なのですが、最近あらためて感じていることでもあります。

これだけ情報発信の重要性が明らかな時代になっても、「何をどうやってライターに頼んだらいいのかわからない」「なにもコンテンツを発信できていない」という企業は無数にあります

自社に広報部があって、専任担当者がいて、オウンドメディアを運営するチームがあって、発信できる情報もたくさんあって、あとはライターに依頼するだけ……なんていう恵まれた会社は、そうそう多くないはずです。

「コストもない」「人もいない」。だからといって、何もやらないわけには、もういかない。なぜなら、それだけでものすごい機会損失になっているから。

とはいえ書き手側も、ある程度の「要件定義」のもと、企業側から適切な依頼がなければスムーズに動くことができません

そうした双方の隔たりを接続するために、どう動いたらいいかーー。「対話する」「設計する」「選択する」「継続する」という今年の4つの活動方針は、そんな私自身の課題感からひねり出してきたものです。まずは、第一歩。

2018年はひとまず、この方針を意識して活動していきます。来年以降、ひとつでも多くの企業様と、また次のステージに進みたいですから。