「ライティング案件 依頼用メモ」というのをつくってみました。

フリーで仕事をしていると、たまに「困った依頼」を受けることがあります。

みなさまお忙しい中私に声をかけてくださっているので仕方ないと思うこともありますが、忙しいときほど一度立ち止まっていただきたいなと。最初の情報共有が不足していると、まずお受けできるかどうか判断できません。さらにお仕事がはじまってからすれ違いが発覚したり、余計な修正や手戻りが増えてしまうなど、とにかく不要なトラブルのもとです。

 

依頼のときにどんなことを伝えたらいいのかわからない!という方のために、「ライティング案件依頼用メモ」というのをつくってみました。

 

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「ライティング案件 依頼用メモ」

 

Googleスプレッドシートで作成していますので、ダウンロードしてご活用いただければ。
ライティングに限らず、フリーのクリエイターに依頼をする場合は最低限抑えてほしい要素を入れたつもりです。

 

 

◆ライティング案件の「困った依頼」BEST3

 

1)「取材をお願いしたいです。○日って空いてますか?」

意外と多いんですよ!こういう依頼(笑)正直なところ、どこから突っ込んだらいいのやら……という感じです。とにもかくにもまずスケジュールを抑えたい!という気持ちはわかるのですが、その日がたとえ空いていたとしても、その後何日後に原稿をアップしなければならないのか、そもそもどんなジャンルのどんな内容の仕事なのか、ボリュームはどれくらいなのか、予算はどのくらいなのか……。そのあたりがわからないと、こちらもお返事しようがありません。

ライターからのお願い
取材の日程確認と、全体のお仕事概要は必ずセットでご連絡ください!

 

2)「予算は決まってないのですが、とりあえず打合せ(取材)を」

こういう依頼も多いです。でももう動き始める仕事なのに、1万円なのか10万円になるのか、はたまた100万円になるのか、全く不明という状態はあり得ないですよね……。逆に言うと、最初はそのくらいざっくりした金額がわかればいいんです。

少なくともみなさん、「会社としてこの仕事にいくら出せるか」という程度の試算はされているはずだと思うんですよ。これは「何を作るか企画のところから相談したい」という場合も同様です。じゃあそれを外注するのに、どのくらいの予算なら許容範囲なのか?(提案・企画もタダではありません!)

例えば「企画提案までを¥50,000円でお願いして、制作物が決まったらライティング部分の実費を相談して追加する」とか、「トータルの予算が20万円で、その範囲でできることを相談したい」みたいな。そうした目安を、事前に必ず共有していただければと思います。

ライターからのお願い
ご予算の目安は、必ずご依頼前に目処をつけてご連絡ください。「目安」でかまいません。
いくらかかるか検討がつかないという場合は、まずは概算でお見積りしますのでご相談ください。

 

3)「いろいろと固まってないところもありますが、とりあえず一度書いてもらえますか?」

「とりあえず」は願わくば禁句でお願いしたいですね(笑)コンセプト決め・情報整理の段階でお困りならお手伝いしますし、企画や編集ができる人がいないなら、そこからお受けすることも可能です。文章のボリュームが決まらないのであれば、最適な構成や分量をご提案します。要は、こうした「軸」や「フレーム」が決まっていないのに、いきなり「原稿をいつまでに書いてください」というのは無茶だということです。そんな原稿は書けません。

 

★軸、とは例えばこんなこと
・どんな目的で書くのか
・どんなことを伝えたいのか
・誰に伝えたいのか
・読んでもらった結果、どのような成果を得たいのか

★軸をふまえて決めるフレーム
・文章のテイスト(文語、口語、ドキュメントタッチ、インタビュー形式など いろいろあります)
・どのような構成で伝えるか
・文章のボリューム(文字数)

こうしたポイントを決めないまま進めると、結局クライアントの意向とずれてしまい書き直しになったり、クオリティが中途半端なものになったりするなど、絶対に成果につながりません。

ライターからのお願い
お急ぎのときほど、お仕事の「軸」や「フレーム」を改めて確認して共有してください!
それがつくれずにお困りのときは、「軸」「フレーム」の設定からお手伝いすることも可能です(別途費用)

 

 

以上、今回はちょっと愚痴っぽくなってしまったところもありますが、お互い気持ちよく、そしてスムーズにお仕事を進めるために、こうしたポイントをご理解いただけるとうれしいです。私が、というのではなく、お客様ご自身が楽になるはずです。