ライターってどこで仕事してる? 〜“なんちゃってチャンドラー方式”

完全にフリーになって約半年、やっとのことで、日々の仕事のスタイルが定着してきました。まだまだ試行錯誤中ではありますが……。とりあえず、「基本引きこもり、ときどきファミレス」みたいな感じに落ち着いています。いまのところ。

一時期は「環境を変えないと無理!」と思って、カフェやコワーキングスペースを利用したこともありました。でも結局、ほんとうに集中したいときは逆に「場所変えるとか無理!」だということがよくわかりました。(まず第一、身支度と移動の時間がもったいなさすぎた)

今のところ、原稿をがつがつ書かなきゃいけないときは、朝起きたらとりあえずそのまんま自宅のデスクに座ることにしています。これは、あれです。村上春樹さんも小説を書くのに取り入れているという、いわゆる「チャンドラー方式」ってやつですね。

 

まずデスクをきちんと定めなさい、とチャンドラーは言う。自分が文章を書くのに適したデスクをひとつ定めるのだ。そしてそこに原稿用紙やら(アメリカには原稿用紙はないけれど、まあそれに類するもの)、万年筆やら資料やらを揃えておく。きちんと整頓しておく必要はないけれど、いつでも仕事ができるという態勢にはキープしておかなくてはならない。
そして毎日ある時間を――たとえば二時間なら二時間を――そのデスクの前に座って過ごすわけである。

(中略)
たとえ一行も書けないにしても、とにかくそのデスクの前に座りなさい、とチャンドラーは言う。とにかくそのデスクの前で、二時間じっとしていなさい、と。

(中略)
こうしていれば、たとえその時は一行も書けないにせよ、必ずいつかまた文章が書けるサイクルがまわってくる、あせって余計なことをしても何も得るものはない、というのがチャンドラーのメソッドである。

(村上春樹/『チャンドラー方式』より一部抜粋, 『村上朝日堂』所収)

 

まあ、私は小説家ではないので「なんちゃって」ですが。でも不思議なもので、“朝このデスクで仕事する”というのを繰り返していると、自然と、デスクに座ったときに自分の「仕事スイッチ」が入るようになってきました。(スロースターターなので、これかなり重要ポイント)

現実的なところでも、自宅なら休憩で20分横になる、とかできるし。なんだかんだ、これがいちばん効率的みたいです。そして、資料読み込んだりとか、キャッチコピーの仕事とか、企画のアイディア出しするときは近所のファミレス。休憩するときや、本読みたいときには好きなカフェや喫茶店……というように、なんとなく場所を使い分けるようになりました。

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いずれ余裕が出てきたら、仕事場と生活スペースをわけたりしたいなーという希望は持ちつつも、しばらくはこのスタイルで行ってみようかなと思ってます。

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